【DIY施工例】駐車場コンクリート床の塗装 家族で簡単にできる! コンクリート床を「頑丈」「おしゃれ」にDIY-2021年夏

2021/07/26
by 大槻 慎二
エポキシシールペイント&デコレイティブチップス

戸建ての住宅をお持ちの方は、 屋外部分で駐車場のコンクリート床や玄関まわりなどコンクリート床の占有面積が大きいと思います。 

私の自宅もそうです。 
今回ご紹介する「エポキシシール・コンクリートフロアペイントを使用して駐車場コンクリート床を塗装した後の 仕上りが下記の画像です。
おしゃれに仕上がって、近所の方達からも評判でした♪

※コンクリート床をメタリック調に塗装できるエポキシシール・メタルフロアペイント」もあります。
※屋内ガレージ
(ビルトインガレージ・ガレージハウス)
のコンクリート床DIY塗装については、
こちらの記事をご覧ください

コンクリートフロアって、すぐに汚れませんか? 

私の家も掃除しても数週間後には、車のタイヤ跡、自転車から流れ落ちた 
サビの汚れ、黒い油汚れ(これも多分自転車から)、あとはお決まりの 
泥・土汚れで見すぼらしくなっていました。 

そこで、今回ご紹介するのは、アメリカ・ラストオリウム社から2商品の 
紹介です。 
1.コンクリート床用塗料のエポキシシール・コンクリートフロアペイント
  ※アクリリックエポキシ樹脂(エポキシの高い耐久性を持ちながら 
   アクリル樹脂を配合し、エポキシ樹脂の欠点(紫外線で黄変する欠点) 
   をカバーし、直射日光の当たる屋外のコンクリートフロアにも使用 
   できる塗料) 
  ※アーマーグレーとスレートグレーの2色ありますが、今回はスレートグレー色で塗装しました。

2.コンクリート床を「お洒落」に装飾できるコンクリートフロア用デコレーションチップス 
  ※一液・二液に関わらず、ほとんど全てのコンクリートフロア用塗料に使用できる 
   コンクリート床の装飾用チップ(全5色あります)。塗装しながらこのチップを振りかけるだけで、「おしゃれ」で「高級感」のある仕上がりになります。 
  ※全5色展開ですが、今回はシンプルなグレイシアーグレイ色を使用しました。

実際に、私の家のコンクリート床を家族(私、妻、長女、長男、次男。 
主に仕事したのは私と長女)で施工した事例をお見せしながらご紹介します。 

始めに説明しますが、塗装と装飾は簡単で、しかも楽しいです。 

但し、ちゃんとした仕上がりを求めるには、塗装&装飾前の下地処理(塗料がしっかり密着するための掃除、下地処理など)を時間をかけてしっかりと行うことをお勧めします。 

1.掃除 
  高圧洗浄機とデッキブラシを使用して隅から隅までしっかりと掃除

2.下地処理(エッチング作業) ※新設の未塗装コンクリート床の場合
  下地処理剤「クリーン&エッチング」をデッキブラシを使用して満遍なく 
  コンクリート床を洗浄します(クリーン&エッチングは洗浄・中和・粗しを同時に行うことができるので新設&未塗装コンクリート床を塗装する場合は必ず使用してください)。 
  *コンクリートフロアとこの後塗布するコンクリートフロアペイントの 
   密着を高めるための作業です。 
  *更に密着を高めるために「プライマー・ロックダウン」も使用することを 
  お勧めします。 

3.塗装&チップ撒き 

  コンクリートフロアが乾燥したら(この日は晴れて乾燥していた日だった 
  ので4時間後に塗装開始) 

  1㎡四方をエポキシシール・コンクリートフロアペイントで塗装したら、 
  その部分にデコレーションチップを撒くという作業を繰り返していきます。 
  *ここは簡単で楽しい作業なので、長女と長男がコンビでずっとやりました。 

塗料は1㎡ずつ塗って
塗った個所にデコレーションチップを撒く

4. 完成 
  塗装から24時間で歩行・自転車の乗り入れくらいはOKとなります。 
  重いものを置いたり、自動車やバイクを乗り入れするのは72時間~120時間後(3日~5日間)を 
  推奨していますので、駐車場の場合はその間他の所に駐車しておく 必要があります。 
  私は、ちょうど車検時にタイミングを合わせて塗装作業を行ったので、ディラーに預けておくことができました。 
  *下記が120時間後に車を駐車した時の画像。 
   耐久性は問題なし、仕上がりも高級感のある仕上がり。 

感想:
作業自体は掃除1.5時間、下地処理0.5時間、塗装1時間と合計3時間程度 
養生作業(塗りたくない箇所をカバーする作業)する方は追加で 1-2時間程度必要でしょうか。 
それぞれの工程毎に乾燥や硬化を待つ時間が結構あるので、それを 加味すると、
2日間(両日とも晴れの日がベスト)のスケジュール空けておくのが必要です。 

コスト的にも、業者に依頼する事を考えると10万円程度かかるのが、材料費2万円台 (下地処理をどれだけ重視するかで材料費は変動)で塗装できます。
車を乗り入れる場所ならば、下地処理用の製品「クリーン&エッチング(新設未塗装コンクリート床の場合)」と「プライマー・ロックダウン」は2商品とも使用することをお勧めします)で出来ます。
 ほとんどの工程で長女(当時6歳)ができるレベルだったのと、 仕上がり(現在施工から2年経過)も問題なしです。
 コンクリート床があるご家庭であれば、ぜひ一度チャレンジを お勧めします。 

↑「ホームボディ公式YouTubeチャンネル」で作業動画も公開していますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。