【はじめに】
コンクリート床のDIY塗装は、「コンクリート面の状況」や「気温・床面温度」などの条件により注意点がございます。
<説明><使用方法><動画><使用例>をご確認頂いた上で、ご不明点などありましたらお気軽にお問い合わせください。
【おすすめ情報】
◆ホームボディ公式ブログサイトでは、コンクリート床塗装を含めた「ペイント・塗装」記事をご覧いただけます。
「ペイント・塗装」記事一覧はこちら
◆ホームボディ公式YouTubeチャンネルでは、コンクリート床塗装動画をご覧いただけます。
屋内コンクリート床塗装動画リストはこちら
屋外コンクリート床塗装動画リストはこちら
◆コンクリート床用塗料を含めた主要商品の「作業方法」「SDS(安全データシート)」をPDFでダウンロードでき、印刷できます。 「作業方法まとめページ」はこちら
※お客さまからご質問の多い「他社コンクリート床用塗料」との比較表もご用意しております。
詳細は【添付ファイル】タグのラストオリウム・コンクリート床用塗料比較表をご確認ください。
※「エポキシシール」シリーズは、メタリック調にコンクリート床を塗装できる「メタリックフロアペイント(2色)」もご用意しておりますので、併せてご検討ください。
※ホームボディ取り扱いの「ガレージDIY商品」を使用した施工例は公式ブログサイトからまとめてご覧いただけます。
【重要】
※仕上りにご満足頂くためにも、先ずは「正しい塗装を行わなかった場合の失敗事例とその原因・解決方法」をご確認ください。
※コンクリート床塗装前にはコンクリートの状態チェックも必要です。
「【駐車場・ガレージ床塗装】こんなコンクリート床に塗装しないように!「塗装前の確認方法」」も併せてご覧ください。
【商品情報】
直射日光のあたる屋外コンクリート床におすすめのコンクリート床用塗料です。
※アーマーグレー色はスレートグレー色と比較して、少し薄いグレー色となります。仕上がり例は「使用例」タグでご確認ください。
直射日光があたっても「黄変」しないエポキシ塗料と同等の強度を持つアクリリックエポキシ樹脂を使用した,ラストオリウム社独自の屋外ガレージ・コンクリート床用塗料です。
別売りの「デコレイティブチップス(全5色)」との組み合わせで”おしゃれ”な仕上がりになります。
「エポキシシール コンクリートフロアペイント」はアクリリックエポキシ樹脂(エポキシの高い耐久性を持ちながら アクリル樹脂を配合し、エポキシ樹脂の欠点である「紫外線で黄変する欠点」をカバーし、直射日光の当たる屋外のコンクリートフロアにも使用可能) ベースの塗料です。コンクリート、石積み、レンガなどに塗装する事が可能です。
※未塗装コンクリート(吸い込みの激しい床)に塗装する場合は、必ずプライマー
「ロックダウン(別売り)」をたっぷり塗布してから塗装してください。
※「吸い込みが激しい」=「水を垂らした時に10秒以内に染みこんでしまうような場合」です。
ガレージ・コンクリート床用塗料各種とプライマーをセットにしたお得な商品もございます。
※疑問・ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
特長
・耐水/耐油(オイル・グリース)/耐塩害
・そのまま使用できる1液アクリリックエポキシ樹脂塗料
・塗布後はメンテナンス・クリーニングが大幅に楽に。
・半艶仕上げ
主成分
酸化チタン、エポキシ樹脂、アクリル樹脂
水性
使用できる素材
コンクリート、石積み、レンガ
使用推奨場所
駐車場、ガレージ、玄関まわり、ポーチ・バルコニー、地下室などのコンクリートフロアや石積み床
使用量、1缶あたりの塗布可能面積
3784mlあたり25㎡-40㎡塗布可能
*フロア表面の平滑度合いによる
乾燥時間/硬化時間(気温・室温25℃/湿度50%の条件下)
指触乾燥時間 :約2時間後
歩行可能時間 :約24時間後
重歩行可能時間 :約72時間後
車両乗入可能時間:約5日後
コンクリート床の防塵塗装・防水塗装を検討されている方は、ラストオリウムのコンクリート床用塗料とプライマー「ロックダウン」の併用で、コンクリート床に最大限の「防塵効果」「防水効果」を付与する事ができます。
※ラストオリウム・コンクリート床用塗料の防塵・防水塗料として塗装される場合の情報は、公式ブログサイト記事からご確認ください(一般的に普及している防塵塗料「ボウジンテックス」との防塵性能比較データもご覧いただけます)。
【はじめに】
当商品の蓋には「蓋止めクリップ」が4個装着されております。
開封時にはマイナスドライバーなどを使用して、クリップの下から押し上げるようにして蓋から外してください。
※塗料が余った際には、再度「蓋止めクリップ」を使用して蓋を密閉する事で塗料の揮発・乾燥・硬化を防いで保管することができます。
【作業方法】
注意:作業時に塗装作業用グローブとゴーグルを着用する事を推奨します。
1.下地処理/準備
十分に適切な下地処理作業を行うことは、最適な仕上がりを得るためにも最も重要です。
塗装する場所の表面は、泥・土・ほこり・油・グリース・ワックスなどの不純物がない
完全にきれいな状態にしてください。
下地種類の確認と準備
コンクリート(未塗装)下地の場合:
下地がコンクリート素地の場合は、打設後30日以上経過している事が前提です。
打設後30日未満の場合、塗装後に塗膜の密着不良・剥離などが発生する可能性が高くなります。
①「クリーン&エッチング」をコンクリートフロア表面に満遍なく塗布します。その後、軽く水で洗い流してから、しっかりと乾燥させます。これにより、コンクリートフロア表面の密着力が高まります。
②「クリーン&エッチング」は1㎡毎に作業してください。コンクリートフロア表面を満遍なく水で濡らし、その後適切に希釈した「クリーン&エッチング」を満遍なく塗布した上で、毛先の堅いデッキブラシやほうきで泡立てながら全体を擦るように作業していきます。その後、高圧洗浄機などを使用して、水でしっかりと洗い流してください。
③乾燥後、「クリーン&エッチング」が機能しているかテストしてください。水を垂らして、直ぐに染みこんでいけば次の工程に進んでください。そうでない場合、再度エッチング作業を行ってください。
④更にコンクリートフロア表面の塗料との密着力を向上させたい場合は、「ロックダウン」をコンクリートフロア全体に薄く塗布します。
⑤「ロックダウン」は使用前には軽くかき混ぜてください(気泡が生じないようにしてください)。1回塗りで薄膜の形成を推奨します。
⑥もし、1回目塗布後もコンクリートフロアにチョーキング(表面に白い粉上のものが残っている)が残っていたり、孔が多数ある場合は2回目の塗布を行ってください。1回目の塗布2-4時間後に2回目に移行する事が可能です。
⑦「ロックダウン」は塗布後2時間で最適な効果を発揮し始めます。塗料の塗布作業開始は、2時間以上経過してから行ってください。
塗装がしてある(古い塗膜がある)下地の場合:
古い塗膜が一液性の水性塗料である事を推奨します。古い塗膜が二液性の油性塗料の場合は
より丁寧に時間をかけて下地処理作業を行うことを推奨します。
①古い塗膜をサンドペーパーやサンダー(#150-#200)を使用するかワイヤーブラシなどを
使用して完全に取り除きます。その後、高圧洗浄機などを使用して表面の不純物を完全に
取り除きます。
②更に油汚れなど頑固な汚れをヘビーデューティーディグリーサーを使用して、しっかり取り除いた後に、「コンクリート(未塗装)下地の場合」と同様の作業を行ってください。
2.塗装作業
- 「【塗装時の前提条件】」をよく読んでから、次の作業に進んでください。
- エポキシシール・コンクリートフロアペイントは原液のまま使用し、水などで
希釈しないでください。 - 気温・室温・フロア表面温度が10℃-32℃の範囲の時に作業してください。
- 一度に2ガロン(2缶)以上の容量を使用する場合、必要量全てを一つに混合して、
良くかき混ぜてから塗装してください(色の均一性を維持するため)。 - 塗料を良くかき混ぜた上で、塗装用ローラー(*)か合成樹脂製ブラシで薄い塗膜を
形成するように1回目の塗装をしていきます。 - 1回目の塗装から4-6時間後(**)に、1回目とは90度違う角度で2回目の塗装をしていきます。
*滑らかな表面に塗装する場合は6㎜前後の毛の長さ、ほうき目仕上げ表面の場合は10㎜前後、
粗い表面の場合は12㎜前後の毛の長さのローラーを使用してください。
**気温・室温が低い時や湿度が高い時はより長めの乾燥時間を確保してください。
仕上りを更に装飾したい場合:
デコレイティブチップスを使用します。
デコレイティブチップスは、どのようなタイプの一液もしくは二液のコンクリート用塗料にも使用できます。
*一液、二液、水性、油性に限らず、どのような塗料にも使用できます。
デコレイティブチップスは、コンクリートフロアの仕上りを装飾することができるだけでなく、塗料の塗りムラや欠けやクラックを目立たなくする効果もあります。
・デコレイティブチップスは、塗料と混ぜないようにしてください。
・塗料を1㎡塗布する毎に、塗料の上に撒くようにしていきます。
*塗料が乾く前に撒くことで、しっかりと密着します。
*1袋(1ポンド。約453g)で25㎡装飾する事が可能です。
①屋外ガレージのコンクリート床塗装実例(東京都大田区にて実施)
※スレートグレー色を使用
②ラストオリウム社の「エポキシシール・コンクリートフロアペイント」作業動画
1.アーマーグレー色を使用して半屋外の駐車場コンクリート床を塗装(2023年冬)
※デコレイティブチップス・グレイシアグレイ色を併用
2.アーマーグレー色を使用してのガレージ床塗装事例(2022年秋)
※床面右側が「エポキシシール・コンクリートフロアペイント アーマーグレー色」
※デコレイティブチップス・グレイシアグレイ色を併用
※床面左側が「ロックソリッド・ガレージフロアコーティングキット ダークグレー色」
3.スレートグレー色を使用しての屋外駐車場床の塗装事例(2021年夏)
※デコレイティブチップス・グレイシア―グレイ色を併用
