このキットは初めての方でも簡単に安心して金継ぎを楽しめるように、東京都世田谷区で陶器修理・金継ぎ・美術品修復を営む修復業者「レストーレ(株式会社M&I)」が企画・監修・開発を行いました。
※パテは充填材としてはもちろん接着剤としても優れており、金継ぎ以外にも陶器修理・タイル修理などにもご使用頂けます。
キットに同梱されている「作業マニュアル」とYouTubeチャンネルで公開している「作業動画」でどなたでも気軽に金継ぎチャレンジできます。
※フードセーフ金継ぎ体験ワークショップも不定期開催しています。
前回開催時の金継ぎ体験ワークショップ教室の様子は【こちら】(開催場所:東京都大田区田園調布せせらぎ館)
※「作業動画」で使用している食器と同等サイズで5~10皿程度金継ぎ修理できるキット内容です。
コンセプト:
近年、金継ぎへの関心が高まり、様々な金継ぎキットが手軽に入手できるようになりました。しかし伝統的な漆を使った金継ぎは難しく、修復に数ヶ月かかることもあります。そのため挑戦しても、途中で挫折してしまうケースも少なくありません。
また、手軽に金継ぎ体験ができる「新うるし」を使ったキットも普及していますが、「新うるし」は食品衛生法の基準を満たしていないため、食器には使用できません。
このような状況を踏まえ、初心者の方でも短期間で簡単に安心して金継ぎできるキットを目指して開発したのが、フードセーフ金継ぎキットです。
特長:
◆初心者でも安心: 扱いやすいフードセーフ認証取得の接着剤・パテを使用し、複雑な漆の扱いは不要です。
◆短期間で修復: 従来の漆を使った金継ぎに比べ、乾燥・硬化時間が大幅に短縮され、短時間で修復が完了します。
◆食品衛生基準クリア: 接着剤・パテ、密着液は食品衛生基準を満たしており、食器の修復にも安心して使用できます。
キット内容:
1. パテ(主剤): 器の破片や欠けを接着・補修します
2. パテ(硬化剤): 主剤を固めるために使用します
3. 金パウダー: 美しい装飾を施します
4. 密着液: 金パウダーを接着させます
5. 丸筆: 密着液を塗布する際に使用します
6. 平筆: 金パウダーを蒔く際に使用します
7. ヘラ: パテを混ぜたり、塗ったりする際に使用します
8. ペーパーパレット: パテを混ぜる際に使用します
9. 研磨ペーパー: 表面を滑らかに整えます
10. 作業用手袋: 手を保護します
11. 作業マニュアル: 作業手順の詳細が記載されています。動画でも詳しく全作業工程をご覧いただけるようになっております
12. パテ(主剤)用希釈剤:パテ(主剤)が乾燥して粘度が高くなり過ぎた時に希釈剤を5.6滴混ぜて撹拌する事で適度な粘度に戻ります
※希釈剤は密着液と同じ容器に青いラベルが貼り付けてあります。
注意事項:
!修理から24時間以上経過してからご使用ください。
!このキットで修理した食器の電子レンジでのご使用はできません。
!このキットで修理した食器・土器を火にかける事はできません。
!食洗器にかける事はできますが、できるだけ中性洗剤と手洗いで洗浄してください。
下記の動画は簡易的な【紹介動画】です。
より詳細に全作業工程が動画で確認頂ける【作業マニュアル動画】は下記からご視聴ください。
2025年6月11日:東京都大田区田園調布せせらぎ館で「フードセーフ金継ぎワークショップ」を開催した様子です。
※午前の部で「床のキズリペア体験会」、午後の部で「フードセーフ金継ぎワークショップ」を開催しました。
※当商品は作業マニュアルと動画を見るだけでも簡単にできる構成にしておりますが、「対面で学びたい!」との声が集まり次第、不定期でワークショップを開催しております。